社労士コラム

出張における休日の扱い   [2012.10.11]

   基本的には、次の行政解釈がベースになります。

「出張中の休日はその日に旅行する等の場合であっても、旅行中における物品の監視等別段の指示がある場合の外は休日労働と取扱わなくても差支えない。」 (昭23.3.17基発461、昭33.2.13基発90)

   この行政解釈に、
「使用者の指揮命令下にあるか否かにより労働時間か否かが決まる。」
の原則を加えて個々に判断することになります。  

   出張の場合、事業場内と同じように使用者の指揮命令は及びませんが、これだけでは労働でないとは言えません。しかし、出張中の所定休日は、労働義務のない日であり、自由に過ごせますので労働時間であるとは言えないのです。
   もちろん業務に従事させたと見るべき特別な命令(上の行政解釈での例では、旅行中における物品の監視命令)があると、休日労働となります

   また、行政解釈からは、単に翌日の勤務に間に合わせる必要があるために前日の休日に移動するだけの移動行為も休日労働と取扱わなくても差支えないと言えます。

   ただし、一般慣行としては、このような出張を命じ得るためには、①就業規則等に根拠規定があり、②休日の出張に何らかの手当てが設定されている。ことが条件になっているようです。

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