社労士コラム

ワーク・ライフ・バランスについて(7)   [2012.10.16]

   何回かに分けて、「ワーク・ライフ・バランスについて(6)」で述べた第1と第2の取組みのポイントをお話します。なお、ここでのお話の一部は、下記の書籍を参考にしています。
    佐藤博樹、武石恵美子「職場のワーク・ライフ・バランス」日経文庫

   本日は、第1の取組みでのポイントである「職場マネジメントの転換です」

― 職場マネジメントの転換 ―
   従来のワーク・ワークの職場マネジメントは、
   「仕事の総量(最終成果)を受入れ、仕事が完遂するまで追加的に時間を投入できる。」
   ものでした。
   これをワーク・ライフ・バランス型の職場マネジメント
   「仕事に投入できる時間の総量を前提として、その時間総量の中で仕事の付加価値を高める。」
   に転換することが求められます。

   私は、この転換はドラッカーのマネジメントに沿ったものへの転換と理解しています

   ドラッカーの有名な言葉に次のものがあります。
   「価格設定の唯一健全な方法は、市場が支払ってくれる価格からスタートし、その価格に合わせて
    製品を設計することである。」
   これは、「要したコストに利益を加えて商品の価格を決定するマネジメント」ではなく、「まず、顧客が購入する価格を設定し、これから利益を差し引いてコストを決定するマネジメント」にせよと言っているわけです。

   つまり、上記で定まったコスト、すなわち投入できる時間総量が決まるので、この中で可能な限り付加価値を高めるマネジメントに転換することが必要なのです。

   では、どうやって限られた時間総量の中で良い成果を上げるかですが、これは、シリーズで説明した「残業時間削減のアプローチ」とおおよそ同じものだと考えています。
   例えば、
   ①ムダな仕事を止める。(残業時間削減のアプローチ(22)も参照ください)
   ②仕事に優先順位を付ける
   ③過剰品質を止める。(顧客が必要とする以上の品質は無意味で、単なる自己満足)
   ④能力を高めるなどにより仕事の生産性を上げる。
      これには、オーバワークしないで、常にリフレッシュし、創造的に仕事に取り組むことも
      必要です。

   時間を有限な経営資源ととらえて、マネジメントを行う姿勢(如何に有限な時間を効率的に使うか)が
大切です。

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