社労士コラム

ワーク・ライフ・バランスについて(19)   [2012.11.10]

   ここしばらくは、ワーク・ライフ・バランスの理解の ご参考に「よくある質問と回答」を記しています。

今日は、3回目です。

疑問3時間ばかり意識するようになり、職場のコミュニケーションが減りました。
         人間関係も希薄になり、仕事上支障がある気がしますが・・・。


回答3
  
確かに時間総量を変えないことを前提に、その限られた時間の中で仕事の付加価値を上げようとすると時間への意識を強く持つことが必要ですが、ワーク・ライフ・バランスを本来の意味で効果的にするためには、職場内の円滑なコミュニケーションが必須です。

   ワーク・ライフ・バランスに関係して、職場のコミュニケーションが減っているとすれば、極論すれば、間違った方向にワーク・ライフ・バランス支援が行われていることが考えられます。

   このコミュニケーションの減少の原因は、何にあるのでしょうか?
   時間に追われているのだとしたら、日頃の業務の進め方を見直す必要がありますが、この見直しは、個人レベルでは限界があり、職場レベルでの解決が必要な場合が多いものです。
   本来は、上司が気付き、職場レベルの解決を図るものですが、もし、そのような状況にない場合には、日頃の上司への報告はもちろん、同僚、関係部署への連絡などをマメに行っているかを反省することも必要です。
   このような反省と同時に、積極的に上司や同僚に相談して下さい。
   就業中に私語が飛び交う職場が生産性の高い職場ではありません。
   個々の人のワーク・ライフ・バランスを阻害する要因をお互いに話し合って、助け合い、解決していく職場こそがワーク・ライフ・バランスのためのコミュニケーションが円滑な職場と言えます
  このコミュニケーションの範囲は、縦・横・斜めであり、直属の管理職と社員とはもちろん、同僚、関係部署、社長と社員までをも含みます。


   社員の一人ひとりが仕事はもちろん仕事以外の生活でどのような事情を抱えているのかが理解できなければ、管理職による部下に対する支援や同僚どうしのサポートができないからです。

  たとえば、フルタイム勤務のカップルであれば、保育園の送り迎えを夫婦で分担することが必要になると思われます。
   このような状況を夫である社員が上司、同僚に話しづらくなる環境では、ワーク・ライフ・バランスは良好に成立しません。
   理想的には、日頃のコミュニケーションから、このフルタイム勤務のカップルの難しい状況を相談される前に気遣いできる職場です。

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