社労士コラム

年金に関するQ&A (2)   [2013.05.04]

今回は、厚生年金保険の在職老齢年金関連に着目します。

Q1
「在職中に年金受給で、先月末で退職。何か届出が必要?
  また、いつから年金が増額される?」

A1
退職に伴う届出は必要ありません。
年金額は、資格喪失日(退職日の翌日)の翌月から改定されます。
ただし、退職して被保険者の資格を喪失したまま1ケ月が経過していることが、退職改定の要件です。

退職改定して増額された年金額で支給されるのは、退職から3~4ケ月後になります。

また、退職後ハローワークに求職の申し込みをしたときは、支給停止事由該当届の提出が必要です。
このときは、退職による年金額の改定をしますが基本手当を受けている間は、年金は全額支給停止になります。

Q2
「在職中に年金受給で、厚生年金保険に加入しています。在職中に納付した保険料は年金額に反映されるのでしょうね。掛け捨てにはならない?」

A2
70歳未満で退職して被保険者の資格を喪失し、その翌日から再就職せずに1ケ月が経過したときは、年金を受けながら在職していた間の被保険者期間を含めて、年金額の再計算が行われます

なお、特別支給の厚生年金の報酬比例部分は、全期間が年金額の計算の対象となりますが、定額部分の上限を超えた期間は、年金額の計算の対象とはなりません
 

Q3
「年金を繰上げて受給している。退職時の年金額の改定は?」

A3
退職後の被保険者期間で基本年金額を再計算します。
再計算された年金額から繰上げ減額率による額を減らした年金額が支給されます。

ただし、一部繰上げしている場合は、報酬比例部分は退職改定されますが、繰上げ調整額(定額部分の繰上げ)は退職改定されず、定額発生年齢到達時点で改定されます。

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