社労士コラム

企業の中核、40代以上の働き盛りの仕事と介護の両立   [2014.02.03]

総務省の「就業構造基本調査」(2012年)には、次のような統計結果が示されています。

1)介護しながら働いている40代以上の人は、全国で約259万人です。

2)比率では、同じ世代の働く人の15人に1人が働きながら介護と向き合っていること

     になります。

3)男女別にみると、男性が45%、女性が55%で、男性が意外に多いのに驚かれるか

     も知れませんが、極端な言い方をすれば、自分の親の面倒を妻に看てもらえなくなっ

    ているのです。

4)介護と仕事の両立に行き詰って仕事を辞めた人は、今は未だ働く人全体の1%に満た

      ないですが、増加傾向は明らかです。

 

上の3)での「介護しながら働く男性の比率」が意外に多い背景には、次の事が関係しています。

1.介護が必要な高齢者が増加するのに、介護する子供の世代は、少子化の影響で兄弟姉妹が

  少なくなっている

2.未婚率が高くなっており、介護を分担できるパートナーがいないことが多い。

 

ドラッガーのいう「すでに起こった未来」の懸念されるストーリに次のものがあります。

「いわゆる団塊の世代(戦後のベビーブームである1947年生まれを中心とした世代)は、現在、

67歳前後ですが、この世代が要介護年齢(75歳)に入る東京オリンピック後の2022年頃から

要介護者が一挙に増加することは明らかです。

このとき「団塊世代」の子供たちは、50代の入口にあります。この「団塊世代の子供世代」は、

上記のように兄弟姉妹が少なく、特に一人っ子は男性が多いと言われています。

また、未婚率も高いために、自分自身が働きながら介護する中核従業員が比率的に高くなりま

す。」

 

ワーク・ライフ・バランスの推進(記事2012.10.07~2012.10.23)は、この対策としても有効であり、今からでも進めることが望まれます。

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