人事労務情報

健康診断を受けないと賞与減額・・・ローソン   [2012.12.25]

昨日(12月24日)、人事労務関係の気になるニュースが3件ありました。

1)コンビニエンスストア大手ローソン
  社員が健康診断を受けなかった場合、社員と直属の上司の賞与(ボーナス)を減額する制度を2013年から導入すると発表
2)銀行大手2行(三菱UFJフィナンシャル、三井住友フィナンシャルグループ):
  グループ内派遣を順次、直接雇用に切り替える。
3)トヨタ自動車
  年金「空白」対策として、退職金新制度を検討

  下の2件は最近の法改正に対応したものですが、中小企業にはあまり関係ないように思われます。一方、ローソンのものは、労務トラブルの未然防止の観点から御参考になるかと思います。

   この件は、社員が健康診断を受けなかった場合、社員と直属の上司の賞与(ボーナス)を減額する制度を2013年から導入するというものです。
  社員の健康維持によって業務の効率を上げるのが目的で、第一歩として、2013年春の健康診断を受けなかった社員に対し、まず3回程度、受診するよう促し、それでも2014年2月までに受診しない社員に対して、2014年夏のボーナスの15%、その上司は10%分を減額する措置を取るとのこと。

  上司のボーナス減額にまで踏み込むことについて「仕事の割り振りなどの管理責任を問う」としています。

  会社が毎年健康診断を行ってくれるなんて本当にありがたいことだと思うのですが、社員さんの中には、「忙しいのに~」みたいな人もいて総務や健康担当の社員さんが追いかけまわしている会社もありますよね。
  会社も大きな費用をかけて、社員の健康診断を実施するのですから社員さん側の、「健康の維持と管理」の意識が低いのであればボーナスカットは「合理性、正当性、妥当性」が認められます

   確かに、「部下のそんなことまで、面倒見てられない・・・」と上司たるもの、言えるはずもないですが、正直に言って、個人的には10%もカットされるのは如何なものかとは思います。ますます、中間管理職は大変になります。

   さて、以下は確認ですが、健康診断は、一般労働者を対象とする「一般健康診断」と、特定の有害業務や深夜に従事する労働者を対象に実施が義務づけられている「特殊健康診断」の2種類があり、「一般健康診断」については賃金支払いの義務はありません。「一般健康診断」の受診は、労使双方にとっての責務であるため、所定労働時間中の場合は労働時間として取扱い、所定労働時間外の場合は労働時間とはみなさないとすることが多いです。

   一方、「特殊健康診断」については、所定労働時間内に行われるのを原則とすること。また、「特殊健康診断」の実施に要する時間は労働時間と解され、時間外に行われた場合は割増賃金の対象となります。

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