人事労務情報

餃子の王将に賠償請求=「長時間労働でうつ病」   [2013.02.06]

昨日、題記のようなニュースがありました。

「餃子の王将」を展開する「王将フードサービス」(京都市山科区)のさん(27)=休職中=が2月5日、長時間労働でうつ病になったとして、同社に休業損害や慰謝料など約2300万円の損害賠償を求める訴えを京都地裁に起こしたというものです。

 訴状によると、さんは2010年1月以降、正社員として京都府内の店舗で調理などを担当。
うつ病発症の直前6カ月の時間外労働は、1カ月あたり平均約135時間だった。
さらに、1日10時間を超えた分の労働時間は賃金に反映されない仕組みで、サービス残業が常態化していたとのことです。

さんは体調を崩し11年4月以降は欠勤。
京都南労働基準監督署は昨年、長時間労働などと うつ病発症との因果関係を認め、労災認定しました。

さんは「自分と同じ働き方をしている人は他にいる。会社に職場環境の改善をしてもらいたい」と訴えています。
 

さんの弁護士は「全国の外食チェーン店で、社員や店長の恒常的な長時間労働を当然視する実態があり、看過できない」と指摘しています。


ニュースへの感想:
1ヵ月当り平均約135時間の残業となれば、現在では、ほぼ確実に労災認定され、しかも、このケースのように損害賠償の訴えが提起されます。
これまでの例から考えて、「王将フードサービス」は極めて不利です。

常々、このコラムでも言っておりますが、残業時間の管理が不適正ですと、このような事態になる恐れがあります。
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