人事労務情報

契約社員の期間満了が、なぜか解雇扱いに!   [2013.04.14]

有期労働契約においては、契約期間が過ぎれば原則として自動的に労働契約が終了しますが、次の場合は
契約を更新しない場合、使用者は30日前までに予告しなければならないとされています。
「有期労働契約の締結、更新及び雇止めに関する基準」厚生労働省告示

3回以上契約が更新されている場合
1年を超えて継続勤務している人についての場合

なお、更新が何回も繰り返し行われるなど、事実上、期間の定めのない契約と変わらないといえる場合には、契約期間が満了し、契約が更新されない雇止めは、解雇と同様の扱いとなります。

短期の有期雇用契約を繰り返し、トータルでその期間が3年を超えると「期間の定めのない契約」とみなされます。
従って3年を超えて雇止めを行うと解雇と見做されますのでご注意下さい。

『契約期間満了』が「解雇権濫用」とすり替わる??
契約期間に定めがある場合、期間が満了すれば雇用契約は終了であり、終了にあたり理由は不要と理解されがちです。
ところが、労働契約法や雇用保険法上では、有期雇用契約について、期間満了で更新しないとした場合(これを雇止めと言います)雇止めが解雇権の濫用とみなされることがあります。

会社側のトラブル回避に着目した雇用契約書を作成する
① 労働条件通知書や雇用契約書を締結し、その書面において
「更新の有無」「更新の判断基準」を
    できるだけ具体的に明記しましょう。
② 厳格な更新手続をとりましょう。
③ 雇用契約期間の途中時点で、実質的に更新の有無を検討し、面談をして本人の意思、会社の
    評価等を確認しましょう。
④ 正社員と区別された、募集、採用手続、教育研修、担当業務、就業規則その他処遇、異なる労働
    時間を定めましょう。
⑤ 採用時に雇用継続の期待を持たせるような言動を控えましょう。
⑥ 有期雇用契約であって、1年を超えて継続勤務している者を今後の更新しないこととしようとする
    場合、少なくとも当該契約の期間の満了する日の30日前までに、その予告が必要です。
⑦ あらかじめ当該契約を更新しない旨を明示する方法

【例】
有期契約更新を繰り返す場合であっても、本雇用契約は、最初の雇用契約開始から3年を
超えることはない契約である

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