人事労務情報

休職期間を満了しても復職できない場合   [2012.10.01]

   休職期間を満了してもまだ復職できない場合の取扱いには、次の2つの場合があります。

1)自動的に退職となる場合
2)これを解雇事由とする場合

   多くの場合、1)が多いようです。この場合、こうした休職制度に対しては労基法上の規制はありません。
   つまり、自動退職の事由を定めた休職制度であれば、休職期間を満了しても復職できない場合には、雇用契約は当然に終了することになり、解雇ではありませんので解雇予告制度も関係なし となります。
   ただし、この場合に注意して頂きたいのは、私傷病による休業や欠勤であっても、その期間が30日未満で自動退職とすることは、労基法に抵触するとされています。適用する休職期間は、短くても3ヵ月程度が必要かと思われます。

   これに対して2)の休職制度が一定の解雇事由を定めたものであれば、改めて休職期間満了の時点で解雇の意思表示が必要となり、解雇としての是非が問われることになります

   以上のことから、どちらがトラブル発生が少ないか、お分かりになるかと思います。

   更に、気を付けて頂きたいのは、1)の自動退職事由の規定の中に「事情によっては休職期間を延長することがある。」との文言があるものがありますが、この場合は、どのような事情の場合に延長されるかが不明確であり、一定の解雇事由を定めたものと同様になってしまうことです。
   労基法等から感じるのですが、シンプルが一番です。

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